天皇皇后両陛下がモンゴルを訪問|ナーダムを通じて感じる日本とモンゴルの深い友好関係
2025年7月、日本の天皇皇后両陛下がモンゴルを国賓として訪問されました。天皇陛下にとってモンゴル訪問は2007年以来2度目、皇后陛下にとっては初めての訪問となりました。
今回の訪問では、モンゴル最大の国民的祭典「ナーダム」にも出席され、モンゴルの歴史、伝統文化、そして人々の暮らしに触れられました。
天皇皇后両陛下、2025年7月にモンゴルを訪問

天皇皇后両陛下は、モンゴルのウフナー・フレルスフ大統領の招待を受け、2025年7月6日から13日までモンゴルを訪問されました。
滞在中は大統領夫妻との会見や公式行事のほか、チンギス・ハーン国立博物館、モンゴル日本病院、新モンゴル学園、ガンダン寺などを訪問され、日本とモンゴルの長年にわたる交流と友好関係を改めて確認する機会となりました。
モンゴル最大の祭典「ナーダム」開会式へ
7月11日、天皇皇后両陛下はウランバートルの国立中央スタジアムで開催されたナーダムの開会式に出席されました。
ナーダムはモンゴルを代表する伝統的な祭典です。特にモンゴル相撲、競馬、弓射は「男の三競技」として古くから受け継がれ、現在では国内外から多くの観光客が訪れるモンゴル最大級のイベントとなっています。
両陛下は華やかな開会式をご覧になった後、モンゴルの伝統的な弓射競技を観戦されました。また、羊のくるぶしの骨を使うモンゴル独特の伝統競技「シャガイ」にも触れ、実際に体験されました。
モンゴルの大草原で競馬を観戦
ナーダム期間中には、モンゴルを象徴する競技の一つである競馬もご覧になりました。
モンゴルの競馬は、日本の競馬場で行われるレースとは大きく異なります。広大な草原を舞台に、子どもたちが騎手となり、長い距離を駆け抜ける伝統的な競技です。
果てしなく続く草原と馬の文化は、遊牧民の暮らしと深く結びついており、ナーダムを訪れる旅行者にとっても特に印象に残る体験の一つです。
天皇陛下は2007年にもモンゴルのナーダムを訪問
実は、天皇陛下がモンゴルのナーダムをご覧になるのは今回が初めてではありません。
2007年、当時皇太子だった天皇陛下は、日本とモンゴルの外交関係樹立35周年にあわせてモンゴルを訪問されました。
その際にもナーダムの開会式に出席し、モンゴル相撲や弓射、草原で行われる競馬などをご覧になりました。また、カラコルム周辺を訪れ、モンゴルの歴史や遊牧文化にも触れられています。
天皇陛下は2025年の訪問に際し、2007年のモンゴル訪問が非常に印象深い思い出として残っていることを述べられています。
日本とモンゴルをつなぐ特別な交流
日本とモンゴルは長年にわたり、文化、教育、医療、経済など幅広い分野で交流を深めてきました。
日本ではモンゴル出身の力士が活躍していることから、モンゴルを身近に感じる日本人も多くなっています。一方、モンゴルでも日本への親しみは強く、日本語教育や日本式教育、医療・技術協力など、さまざまな分野で両国のつながりを見ることができます。
2025年の天皇皇后両陛下のモンゴル訪問とナーダムへの出席は、こうした日本とモンゴルの友好関係を象徴する出来事の一つとなりました。
ナーダムの時期にモンゴルを旅行する
モンゴルの文化をより深く体験したい方にとって、7月のナーダムシーズンは特別な旅行時期です。
伝統衣装に身を包んだ人々、モンゴル相撲、弓射、草原を駆け抜ける競走馬など、普段のモンゴル旅行とはまた違った景色を見ることができます。
また、夏のモンゴルは草原が美しい季節でもあり、ナーダム観光とあわせてテレルジ国立公園、ゴビ砂漠、モンゴル中部などを巡る旅行もおすすめです。

モンゴルの歴史と文化を体験する旅へ
ナーダムは単なるスポーツイベントではありません。モンゴルの歴史、遊牧文化、馬とともに生きてきた人々の暮らし、そして現代のモンゴルを一度に感じることができる特別な祭典です。
天皇皇后両陛下も訪れたモンゴルで、広大な草原と受け継がれてきた伝統文化を実際に体験してみてはいかがでしょうか。
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